♪お喋り笛吹きによるフルートブログ♪
「フルートを始めよう!楽しもう!極めよう!」

2015年03月24日

録音 with 東京ブリュッセルトリオ

ついに怒濤の3連攻撃の最終プロジェクト、東京ブリュッセルトリオの録音が終わりました。

ルクセンブルクでの公演が終わった翌朝、早朝のブリュッセル行きの電車に乗り、ニコラ君の住む「ベルギーのルクセンブルク地方」へ。田園を駆け抜ける電車。景色はそんなに変わらないのですが、携帯の電波表示がルクセンブルクの携帯会社から、いつものMobistarに変わった時は、あー帰ってきたという感じがしました。1時間程してのどかーな駅に降り立ち、左右を見るとニコラ君が手を振っている。ホームの他には何もないような田舎の駅にスーツケースを持って降り立つ2人の日本人。なんだかヨーロッパ電車の旅です。

その日はカプスティントリオの録音のための第一日目の練習でした。その前日まで「ちゃっきり!ちゃっきり!ちゃっきりよ!」とか叫んでたけど、カプスティンはジャズっぽい音楽なんです(とはいっても、全て譜面に書かれているので形式はクラシックです)。まだ「おてーもーやーん!」が抜けきれず、アクセントのつけどころがコブシ化して、若干コブシカプスティン。今日からはカプスティンよ!とモードを一気に変えました。

カプスティンの曲はジャズのノリでアドリブや会話でもするかのように自然に演奏しているように聞こえるのですが、実際は書かれている曲なので、つなぎとか入りがとても難しく、一緒に弾くととても難しい曲なのです。コンサートではいつもドキドキ。金曜日丸1日、土曜日も練習&夜にちょっとしたお披露目サロンコンサートをして、準備万端で迎えた日曜日。いざ録音です!

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王子が撮った写真

録音って本当に大変なんです。録音なんてさ〜、間違えたって言い訳だし、リラックスしてやれば良いんじゃない?なんて思うと大間違い!真逆で、確かに間違えても次はあるけど、いつか必ず絶対にパーフェクトがなくちゃいけない。音楽は音符ではないから常時インスピレーションがある状態で過ごさなくちゃいけないんです。吹けてたように聞こえてもマイクは嘘をつきません・・・。そしてクラシック音楽は基本多重録音はしないので、自分1人が上手く吹けていれば良いというわけでもない。高音域の超高速十六分音符(フルートでは難しい)を気合いで吹くこと数回、なんとか毎回それなりに吹けてるんじゃないかなぁ??と思ってると、ニコラ君「XX小節目(まさにそこ!)、まだ上手く弾けてないからもう1回」とかいって(><)私のこれまでの成功は何だったの!・・・なんてこともあるのです。

カプスティンは音が多いので、疲れが来るのも早い。ピアノの音は何万個?って感じだし、フルートの高音域も自分で吹いてて耳が疲れるっていう。そんなグアーっという疲れがある中、外の景色を見ると長閑で落ち着くのです。ヨーロッパだと大体田舎で録音するので、そういうところが良いですね。

とりあえず録音が終わってよかった。

このトリオは常に笑ってる印象があります。笑ってるか、すごい勢いで吹いてるか、どっちか。なんだか音の数が多い曲を常に選んでいるような〜。でも長浜さんは譜読みが強いので、何でもOKな感じで(とか勝手に決めてる)心強い。これからも沢山音があって、酸素を沢山使って、合わせるのが実に大変そうな曲を沢山演奏したいと思います(^^)

録音の音楽監修には王子が付き合ってくれました。ピアニストでもある王子はいっぺんに沢山の音が聞けるから信頼が置けます。しかし、ふと録音中に王子の方を見ると、机を使わずに足を組んでそこに譜面を乗っけている姿が見えました。王子は外人の中でも足が長い方ですが、特に膝下が長いんだなぁ〜と感心。私は日本人としては足が長い方ではありますが、それでも組んだ足の上に譜面を置いたら低すぎて見えません。・・・皆さんも試してみてください。

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リハ第一日目。真剣に練習しています。

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posted by お喋り笛吹き at 08:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽: 東京ブリュッセルトリオ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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