♪お喋り笛吹きによるフルートブログ♪
「フルートを始めよう!楽しもう!極めよう!」

2009年12月23日

マルク・グローウェルス(王立モンス音楽院教授)にインタビュー

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あ〜もうすぐ今年も終わってしまいますね。2009年は結構スゴく大変な年だったので、さっさと終えてしまって、とっとと来年に向けて戦いたい所です。

さてさて夏のヴァカンス前に行ったモンス音楽院のフルート科へのインタビュー。月日が経ち何だか写真を見るだけでも”うわっ寒そう〜”と思ってしまう格好をしていますあせあせ(飛び散る汗)季節が巡り巡って再び同じ格好になってしまう前に、発行し終えてしまわなくてはふらふら



最後を飾るのは、やっぱりフルート科の教授で、お喋り笛吹きも師事していたマルク・グローウェルス氏です。


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質問1:沢山の異なる国籍の生徒達をお持ちのマルクさんですが、国籍によって違いを感じますか?


マルク・グローウェルス(以下M):絶対にあります!もちろん戦前のような違いはありません。戦前は、国ごとに流派がありました。ドイツのフルートできっちり吹くドイツ式メソード、アメリカ式メソードも違うし、エコール・フランセーズもありましたし、イギリス式メソード、ベネットのスタイルのような。彼らの音は大きくて、幅があって・・昔はそういう違いがすごくありました。今はそういうのはあんまりないですね。ロシアも、イタリアも、ベルギーも・・・ベルギー式メソードだってあったんですよ。とにかく昔はもっと違いがありました。今みたいに、CDとか、ネットもないし、ブログもないし・・・今はエマニュエル・パユ、ゴールウェイ、もしかしたら時々グローウェルスと、簡単にCDを聞く事も出来ます。だから全てがスタンダードな感じになってます。
食べ物とかと同じですよ。マクドナルドみたいに世界中で見つけられる(笑)何でも世界的規模になってる。こういう大会社はある意味では悲しい。この世界的規模の事には良い事もありますよ。今では他の国にいる人と簡単に連絡が取れるし、そういう意味ではとても良いけど。
でもやっぱり細かい所が違うと思うので、あなたの質問は面白いと思うんです。そういう意味でヨーロッパは良いですね。100Kmどこかに行けば、全く違う人と世界がある。ベルギーなんて既にワロンとフラマンで違いますからね。ヨーロッパでは、100kmで建物も、人の感じも違う。それが楽しい。

私は随分長い事コンセルバトワールで教えていてますが、その間に、国によってある面において得意・不得意というのがあると気づきました。僕が思うに、例えば一番タンギングが上手なのはイタリアと、フランスだと思います。

お喋り笛吹き(以下笛):アーティキュレーションとかがですか?速いとか?

M:それだけではないですね。アーティキュレーションの仕方が音楽に活力のような物を与えるんです。それに何でしょう、音に色を与えるんです。声があるというか。それが違いますね。
他に例えば、私の生徒達に沢山スペイン人がいます。でもアーティキュレーションには苦労するようです。大体の人がとっても大きい音ですね。彼らは結構真っ直ぐな性格なので、音楽にもそれが出ますね。

笛:あら、意外。

M:彼らはとっても性格が真面目で、とてもプライドが高い人が多い。だから僕はね、彼らによく”なんだなんだ、全然ツマラナイ演奏だな”とか、わざと言うんです(笑)そうすると皆顔を真っ赤にして怒って、スゴく良い演奏をするんですよ(笑)

笛:あ〜(知ってる・・・・と心の中で・・お喋り笛吹きも言われた事ありますから。)

M:ドイツ人のタンギングはちょっと重い感じです。言葉と同じね。音楽もすごく構築が良く出来てる感じ。オランダ人もそうです。すごく勉強するし、すごくテクニックが良い事が多いですが、イマジネーションに欠けている事も多いですね。ラテン系の方が思い切った事をする。そうだなぁ。日本人と韓国人も全然違いますね〜。

笛:それはそうでしょうね。

M:日本人は僕が思うに色んな人がいます。よく人は日本人は真面目で、とっても働くけど退屈で・・・なんて言いますが。確かに子供の頃から勉強をして、子供の頃から大学はどこか・・・なんて言うから、大変だなぁといつも思います。僕にしてみたら、何だか生まれる前から競争が始まってる感じで、大人の社会でも大変そうだし。。。本当に大変そうだなぁって思います。
でも僕はマスタークラスで何人か、とっても熱い気質の人達に出会いましたよ。

笛:熱い人達?ラテン人みたいな?

M:そう、ちょっとラテンみたいです。吃驚しましたよ(笑)色んなフルーティストがいるなって思いました。とてもいいフルーティストがいますね。韓国の子達は、やっぱりタンギングに苦労しているみたいですね。唇が厚い子が多いから、それも苦労の一つなようです。でもレベルはスゴく高いですね。

笛:韓国は日本と同じで教育熱心だから。


M:そうですね。今は日本よりも韓国の方が教育熱心でしょうね。日本の20年前みたいな感じがあります。
ちょっと話しすぎちゃったかな(笑)これを全部書くのは大変だろうから、この辺で・・・


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その2はこちらから

DSC00954.JPG
グローウェルス氏邸でのクラス試演会





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posted by お喋り笛吹き at 00:49| Comment(0) | インタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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