♪お喋り笛吹きによるフルートブログ♪
「フルートを始めよう!楽しもう!極めよう!」

2015年02月12日

おフランス航空@おフランス空港 帰途編

今回のおフランス航空での空の旅は、前回のブログでも語った通り、出だしからおフランス度120%だったにせよ、ロストラゲージはどこの航空会社でもある話です。まして相手はおフランス空港発おフランス航空だもの、その程度で驚きはしません。

しかし今回は、帰途でも世界に誇るおフランス力発揮で、おフランスの底力を味わうことになったのです。

午後の羽田発便にて、おフランスの本拠地パリへと向かった私。パリには夜の到着でした。今は入国審査は厳しいかと思いきや、私自身はよく言われる滞在許可証提示も求められることなく、あっけなく終了。

そして素早く荷物受け取りレーンへと向かうと、荷物が丁度回り始めていました。荷物が飛び出してくる穴の近くを陣取りじっと自分の荷物が出てくるのを待つ私。

すると…

スーツケースが穴からゴトンと滑り落ちる音とともに、穴の向こうのベルトコンベヤーの音が止まり辺りは静かに…。外に出たスーツケースだけが数個グルグルとベルトコンベヤーの上を回っていました。シーン…。まだ荷物は終わりじゃないだろう……何人かの残った人々は、多分みんな同じ事をかんがえてるのか、互いを見ては「何言ってるんだ?俺の荷物は次に出てくるはずさ!」と自身に言い聞かせているようでした。

と、再び穴の向こうのベルトコンベヤーの作動する音が!穴から幾つかの荷物が飛び出してきて、再びグルグルとベルトコンベヤーの上を回りだしました。今度こそ!

一人、また一人、荷物をベルトコンベヤーから取りその場を去っていきます。そして再び穴の向こうのベルトコンベヤーが止まり、静寂に包まれた我がレーン。

そう…私の荷物はまだ見当たらず。

まだ次の一陣があるのかもしれない…と思い待ってみるものの、そこに残るは1人、2人…かなり可能性は薄い。すると、もう別便が着いたのか、大きな笑い声と共に別の国の方々が隣のレーンに現れ、少し離れた隣は賑やかに。

残った1人、2人はいつの間にかいなくなり、我が41番レーンには、取り残された私と、打ち捨てられたかのように3つ荷物が静かにグルグル回っているのみ。2周ほどその3つの荷物を見送り、レーンの端から端まで見ましたがその3つ以外のスーツケースはなく、よもや一片の希望もないと気付かされました。

奇跡の往復ロストラゲージ!

しかし、そこは羽田空港ではなく、おフランスの本拠地シャルルドゴール空港(以下CDG空港)。もちろん誰も「荷物出てきませんか?」なんて声を掛けてはきません。

「帰りもですか!信じられん!」(仏語)

と、憤る私の横を、CDG空港職員のおじさんが何事もないようにカートを持って通り過ぎ、ヨイショヨイショと残ったスーツケースを乗せている。いやいや途方にくれて憤ってるる私に気づこうよ。(なんてことはあり得ないのは百も承知)

私「すみません。荷物これで全部ですか?出てこないんですけど」
おじさん「確かですか??この3つのどれかじゃなくて?」
私「いやいや…それらはもう10回くらい確認しましたよ。色も大きさも形も違うし。もう出てこないですか?」

3つしか残ってないのを見逃すわけないだろ!と思いながら答えると、おじさんは実に面倒臭そうに

「もう出てこないよ。終わり。あっちのbaggage claim行って。僕は知らないから。」

そう、ここはCDG空港。

baggage claimに行くと既に何人かの方が手続き中。しかし丁度良いタイミングで着いたのか2人程が去り素早く手続きへ。そして再び「今どこにいるかわからない」とのこと。何のためのバーコードなんだろ。

結局原因不明のまま後日発送に。もしかしたら誰かが間違えて持って行っちゃったかもしれないと言われ、目印のステッカーがはってありましたが、今度は誰も持って行きたくないようなステッカーを貼ろうと心に決意。配送先を聞かれ、パリに仕事&親戚の人と滞在予定でしたが、何しろ行きが3日遅れですから、パリの滞在先ではなくベルギーの自宅を残してその場を去ることに。

「申し訳ありません。でも荷物が無くなることは、ほとんどありませんから心配しないでください」

と職員さん。申し訳ないという言葉があるだけすごいと思いました。

さて、次の日。全く連絡ナシ。

見つかったのか見つからないのかもナシ。サイトをみても、"Please come back later"。連絡先はこちらともらったおフランス航空デスクも

『こちらでは確認出来ませんので、サイトをご覧ください。』

そのサイトが使えないって言ってるの!

確かに職員さんは『心配しないでください』と言っていたから、おフランス的には、『心配するなと言ったじゃないか』ということなのかもしれないけれど、連絡のないまま2日目。

夕方になってもまだ何もない。こうなったら違う番号を見つけてやる〜とサイト検索で格闘しても、全く見つからず。。。ガックり来ていたロストラゲージから48時間たった夜、突如、例の携帯へのメッセージが。

『あなたのスーツケースは、あなたが指定した住所にもうすぐ着く!』

もうすぐ……おフランスのもうすぐっていつ?

きっと早くても明日か明後日だろう…。とりあず荷物が見つかったらしいことだけが分かって安心。もうハードル下げまくっているので、荷物が見つかっただけでOK。おフランス航空よくやったと、その日の夜はセーヌ川のほとりのレストランにて、ロゼワインで乾杯しました。

さて、そんなころ、自宅で待つ王子の下に一本の電話が。

『アロー。CDG空港にスーツケースをお忘れのようです。明日届けられますが、いつ御在宅ですか?』

いや、忘れてないから。。。

オチも忘れない、どこまでもおフランス航空な対応でした。

いやいや、おフランス航空。さすがおフランスを代表する航空会社です。あっぱれ。そう、おフランスは一癖どころではないのです。これ位トコトンしてこそ、おフランスと言われる所以なのです。中途半端な個性なんていらない、トコトン突き詰めてやる!ということなのでしょう。

あっぱれあっぱれ。

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HND(羽田)ーCDG(パリ)直行便で帰国したけど、BRU via AMS(アムステルダム)しかもBrusselsAirlinesのタグ付き。。。随分色々旅をしたらしい我がスーツケース。


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posted by お喋り笛吹き at 07:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑談:旅行編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
こちらはめったに海外旅行もせず、国内でひたすら仕事に明け暮れています。
移動の機会が少ないせいかlost baggageの経験はありませんが、数少ない機会でCDGからVIEへおフランス航空で移動したとき、かみさんのハードケースが潰れていました。
スーツケースはレンタルで借りていたものなので、空港でもらった証明書つけてレンタル屋さんへ返却しました。
なぜかかみさんが持っていたガムテープがこのときだけはとても役立ちました。ガムテープは海外旅行のさい必需品らしいです。

失礼しました。
Posted by tetsu at 2015年02月12日 21:31
コメントありがとうございます。

ガムテープは車の修理にも使いますよ(^^)

少ない機会でのおフランス航空、おフランス空港で、そのような体験をされたとは…お疲れ様でした。もう少しきちんと働いてくれると有り難いと思う国民性です。

とはいえ、フランスは自然が綺麗で歴史もある国なのできっと観光は楽しまれた事と思います。
Posted by お喋り笛吹き at 2015年02月14日 00:01
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