♪お喋り笛吹きによるフルートブログ♪
「フルートを始めよう!楽しもう!極めよう!」

2013年09月06日

トラベルソコンサート

昨日はトラベルソのコンサートでした。アカデミーのクラスの一人がオーガナイズしてる、カフェお庭でのコンサート。カフェのオーナーが芸術好きなのだそうです。芸術好きのオーナーのカフェらしい、チャーミングなお店。コーヒーも豆から挽き、お茶も何十種類もの缶。色々な国のコーヒー器具、お茶、お茶用具が売っていました。もちろん日本の湯のみ、抹茶点て、茶筒もありました。

何分、トラベルソでは初めてのコンサート。モダンフルートとはフルートの反応も違うし、指づかいも違うだけでなく、タンギングの方法まで違うという。。。フルートの難しいと思われるテクニックの全てが違う。。。

モダンフルートはタンギングは三種類。シングルタンギングはtttt、ダブルタンギングはtktktk、トリプルタンギングはtkt tkt。
バロックはシングルのtttttの他に、ddd, tiritiritiri, dldldldl...
自分の舌も、人の舌も、透視して見れるものでもないので、実際何してるのかは良く分からないんですが、まぁ何となくこんな感じです。いやいや、ゼロとは言わないけれど、1から出直し。今年は徹底的にタンギングとアンブシュア(口の形)をマスターです。

しかし公に演奏してこそ、成長出来るというもの。「語学は使わないと覚えない」と同じ感じがします。これを機会にトラベルソでも公開で演奏して行きたいです。

バロック時代の作曲家というと、バッハ、ヴィヴァルディ、ヘンデルあたりが有名です。音楽室に貼ってある、モッサリヘアーの方々(かつらです)。ですがもっともっと沢山の音楽家がいました。この時代の音楽はなんというかまだ民俗の匂いが色濃くして、モダンフルートでは吹かないレパートリーがたくさんあり楽しいですね。
ちなみにこの後の古典派になるとモッサリカツラから、後ろを少し束ねたスッキリカツラになり、その後ロマン派からはカツラなしです(音楽史に詳しくない方は、まぁなんとなくそんな感じだと思って下さい)。

明日も別のところでコンサート。ベルギーで一番古い教会らしいです。

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2013年06月20日

テレマン ファンタジー for トラベルソ

フルートのレパートリーで、テレマン作曲のファンタジーという独奏曲があります。モダンフルートでもレパートリーの一つ。12調あって、とても良い曲です。独奏が少ないフルート的には、楽しく一人完結出来る曲です。

オーデルゲムとエテルベークというブリュッセルの地区のアカデミーで教えているフルートの先生が自分の生徒用にこれをフルート三本+アルトフルート用に編曲して、昨日はそれを披露兼、それをそのフルートの先生が、どうしてそうしたかみたいなのを説明する、レクチャーDayでした。

バッハの無伴奏ヴァイオリン曲にもシューマンやメンデルスゾーンが付けた曲があるようですね。ブゾーニのシャコンヌとかね。これはピアノ曲になっちゃってますが。

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1曲だけモダンフルートでも演奏

先生はモダンフルートの先生なので、多少和声付けがバロック以降な所があって全体的に少しロマンチックに響く感じがしました。モダンフルートでも一曲演奏されたのですが、モダンフルートで吹くと、ホントロマンチックになって19世紀の響きがする。何より音量が倍増、特に高音。奏法も自然と変わる&盛り上げ方とかも変わるので、そう、中国語流浪の民と、ドイツ語流浪の民みたいな。同じ曲だけど違う曲みたいな。

同じフルートと名乗ってるけど、違う楽器ですねぇ。演奏の基本的要領は同じですが結果が全然違うというか。同じ人でも、北京原人と現代人は違うみたいな、それ位の違いを感じました。

自分の教え(モダンフルート)が終わってから駆けつけてのレクチャー。リハなしで、話を聞いて→吹いて、話を聞いて→吹いて。あらよっ!っって具合にはまだ吹けないというか、まぁどっちにしろこういう条件で吹くのは難しいっていうか。でもバロックヴァイオリンの友達と初めて、超短い時間でしたが一緒に演奏出来たので良かったです。
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遅れて着いて隠し撮り

来週で今年度のトラベルソレッスンお終いです。振り返ると早いですね。

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8月5日〜8月11日 - ディナン講習会
フルート、室内楽(管楽器)を教えます。王子がヴァイオリン、ヴィオラを教えます。講師コンサート、講習生によるコンサートあり。
8月13日〜8月24日-プロヴァンス夏季音楽講習会
王子がヴァイオリン&ヴィオラを教えます。(フルートはトゥールーズ管弦楽団のクロード・ルビシュさん)講師陣による音楽フェスティバル同時開催。講習生によるオーケストラセッション(無料)、コンサートもあります。
どちらも、初心者〜上級者、子ども〜大人まで参加出来る講習会です
詳しくはコチラ

posted by お喋り笛吹き at 06:04| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽:トラベルソ・古楽器編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月19日

トラベルソ必修@音楽院 フルート科

トラベルソとフルートは要領が違いますが、基本的要素
「横向きに楽器を持って、穴に向かって息を出すという」
所は同じです。最近ブリュッセルの音楽院ではフルート科の子達はトラベルソを副科で1年間履修する事になったとトラベルソの先生が言っていました。

ヴァイオリン科とヴィオラ科は別れていますが、管楽器の「同系列の別音域楽器」は専攻が別れる事はなく、こちらの音大ではアルトフルート&ピッコロがフルート科の卒業試験必修でした。

古楽器は別専攻。科が別れると感覚的に「無関係」になるのか、「フルート&ピッコロ両刀」に対して「フルート&トラベルソ両刀」という人は少なくなります。
でもピッコロが必修なら、トラベルソも必修にしちゃって良いと思います。というのも、バロック音楽の音の動き、音楽観など、当時の楽器を吹いてみて初めて分かる事が沢山あるからです。鍵穴から見ようとしていた世界のカギをもらった感じです。

フルートにはあまりロマン派(大体19世紀)の作品がありません。古典(18世紀後半位)もそんなにはない。19世紀中期に現在のベーム式フルートが現れて、金属製になって音量がUPし、半音階演奏が楽になり、音の均一感が出て来て、再びフルートの作品が沢山できます。ということで歴史的に見ると「穴」の空いてる時期がある。

この大きな「穴」の時期の音楽にピアノやヴァイオリンの人が費やす時間と労力を考えると、別の笛を覚える位大したことないというか。

一方で、超有名フルート奏者エマニュエル・パユさんは、ロマン派の音楽(ヴァイオリンソナタなど)を録音してCD出してます。パユさんに続けとフルート科でもロマン派音楽がメジャーになる日も来るかも。最近のパワフルな音が出るフルートならそれも可能かなとも思います。

でも同じ笛だから「同じ」なんじゃないかって錯覚しちゃうけど、音楽のスタイル、音の鳴らし方からして違うから、私にしてみると幾つかの種類の笛を覚えるという時間と労力と似たり寄ったりかな。
何でもやってみたい病の私も、ロマン派は全然演奏する気がなくて、聴くのが大好きロマン派音楽。「随分色々な物に手を出してますね」と言われる事もありますが、ロマン派への熱意を別の方向に向けたって事かな。それに楽器を変えると必然と世界が自動的に変わってくれるので、そんな所も楽しくて癖に。。。。

なんて言いつつ、一つの楽器で色んな事を表現しようとする情熱というのも素敵な事だと思います。


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posted by お喋り笛吹き at 19:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽:トラベルソ・古楽器編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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