♪お喋り笛吹きによるフルートブログ♪
「フルートを始めよう!楽しもう!極めよう!」

2013年10月25日

最近の音楽活動の方。

12月に録音がある予定です。ヴィオラとフルートが入った近現代の曲を集めたCDになる予定です。1曲目はヒュイブルシュツ(Huybrechts)というベルギー人作曲家のフルートとヴィオラのためのソナチネ。既に録音されていて、DUXというレーベルからいずれ発売される予定です。ちなみにヴィオラは王子担当です。

ということで、他に収録する曲は、
シュルホフ(Schulhoff)という人のフルート、ヴィオラとコントラバスのためのコンチェルティーノという曲
ルーセル(Roussel)のフルート、ヴィオラ、チェロのためのトリオ
ドビュッシーのフルート、ヴィオラ、ハープのためのトリオです。

一番若い人はヒュイビルシュツの1899年生まれ。シュルホフは1894年のプラハ生まれ、ルーセルは1969年生まれフランス人、ドビュッシーは1862年生まれ。
ちなみにヒュイブリュシュツは27歳の若さで亡くなったので、ルーセルと同年の1937年に亡くなり、ドビュッシーは1918年第一次世界大戦終戦時に亡くなり、シュルホフはユダヤ人だったので第二次世界大戦時の1944年にビュルツブルグの収容所で亡くなってます。ということで、1800年代後半に生まれ、1900年代前半に亡くなった世代の曲集ということですね。

私はこの辺の時代の、クラシック通じゃない人に言わせると”変な和音”が作り出す独特世界が好きです。まぁどの時代もそれぞれの特徴があるから独特なんですが、若干音並びが微妙だから浚うのは大変なんだけど・・・音楽っていうより絵を見てるような感じで好きなんです。

ドビュッシーはかなり好きで、色彩感って言葉がありますが、それがピッタリです。彼の色彩感が好きです。そして”フランス”の代表でもあるにも関わらず、何故か頭の中には、日本の映像、F女山手校舎付近の横浜が浮かびます。フォーレもそう。横浜が浮かびます。フォーレは曲によっては彷徨い続けて何千里「どこに行くのかしら〜この曲・・・眠い(睡眠)」と眠たくなる事もあるんですが、基本はあの色彩が好きです。フォーレの曲は収録しないですが。

ヒュイブルシュツもお気に入り。私は彼がなんで誰も知らないのか不思議なのですが、きっとそれは彼がベルギー人だから(笑)その上27歳で亡くなっているので曲数も少ないですし、活躍する前に亡くなってしまったのでしょう。2楽章には禅の精神さえ感じて尺八で演奏したくなる位(吹けないけど)。3楽章は吹いてて楽しいです。

シュルホフもヒュイブルシュツ同様、ベルギー一年目に来た時に室内楽クラスで演奏した曲です。ピッコロがあるので久々にピッコロの登場〜♪2楽章と4楽章はピッコロで楽しい感じです。アケッピロに楽しいわけではないんですが、でもチェコ辺りってあんな感じの音楽多いかな。

ルーセルはまだ演奏した事がないので研究中。

この位の時代から、変なリズムというか、垢ら様に1、2、3、4にはハマらない流れが多くなってくるんです。だから慣れてないと”何してんだ〜”とワケワカメ。でも慣れてくるとこのワケワカメ感がまた良くなって来ます。もし余りにもワケワカメな場合は奏者の力量不足かもしれないですけど(笑)作曲法が複雑というのもクラシックの特徴ですが、ちょっとかじるだけで・・・・はまります。

チェロは一度日本で御一緒した、ブリュッセル音楽院の教授のディディエ・ポスカンさん。コントラバスはOxalysというグループのメンバーで確かアントワープのオーケストラで弾いてる(よく覚えてない…)クンラッド・ホフマンさん。ハープはいつも御一緒させてもらってて王子のモンス音楽院の同僚でもあるイングリッド・プロキュルールさんです。そういえばイングリッドさんは11月日本でのコンサートに行かれるんです♪

ということで、共演者にも恵まれたので、練習しないとという所です。


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posted by お喋り笛吹き at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽:雑談編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月23日

先日、ホームページのトップページに、”冥”という曲をアップしました。

冥は読んで字の如く、冥をイメージした曲で、夏の怪談話のバックミュージック、個人的には小学生の時に給食の時間に掛かっていた「耳なし芳一」のBGMみたいだなと思っています。芳一さんは琵琶弾きですが。それにしても今思えば、なんであんな怖いお話が給食の時間に掛かっていたのか。

いわゆる現代曲というほどヤヤコしい曲ではありませんが、いわゆるクラシック音楽とも違いますが。THE 日本な感じがするのでしょうか、冥は西洋人の間でも人気の曲です。元々はガッゼローニというイタリア人のフルーティストのために書かれた曲です。

楽譜にはイタリア語でパラダイスだって書かれていましたが、パラダイスって言われるとなんか微妙?パラダイスはどちらかっていうと極楽・天国で、冥っていう字からはあまり長調は想像しないかな?と。そこで三途の川とか、そんな感じかなと思い検索しました。すると三途の川は現世と死後の世界を分けてる川かと思ってたのですが、三途の川とは、善人は極楽への橋を渡り悪人は地獄へと流されて行くと解説があり、多くの人が流されてく中、善人が馬に乗って細い橋の上を渡るという古い絵が載ってました(゚Д゚;) かなり平然な顔で渡っていて、この人は果たしてホントに善人なのか?という素朴な疑問が生まれました。

パラダイスと冥の違いは説明しづらいですが、実際存在する否はともかくもそのイメージが付くか付かないかで結構違いますよね。そんな意味でも、自分も西洋音楽の古典やバロック音楽、フランス近代など違う点からも見てみたいなと思いますね。



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8月5日〜8月11日 - ディナン講習会
フルート、室内楽(管楽器)を教えます。王子がヴァイオリン、ヴィオラを教えます。講師コンサート、講習生によるコンサートあり。
8月13日〜8月24日-プロヴァンス夏季音楽講習会
王子がヴァイオリン&ヴィオラを教えます。フルートはトゥールーズ管弦楽団のクロード・ルビシュさんで、アシスタントします。講師陣による音楽フェスティバル同時開催。講習生によるオーケストラセッション(無料)、コンサートもあります。
どちらも、初心者〜上級者、子ども〜大人まで参加出来る講習会です
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posted by お喋り笛吹き at 03:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽:雑談編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月18日

ベルギーの空と小さな空 by 武満徹

日記付けてるのですが…なんだかお天気をベルギーで書くのはバカみたいですね。

曇りのち晴れのち一時雨そしてまた曇りのち晴れのち雨・・・・

ジュゲムジュゲムみたい。こんなのが多いので、段々書かなくなりました。

話は変わりますが、武満徹が大好きなのです。武満徹とはこちらの人にも多く知られている、日本人作曲家です。彼の音楽観と世界観が好きなのです。

でも吉松隆さんのクラシック名曲ガイドという面白い本があるのですが、その中で、武満徹はムムっって怒った顔で睨んでて、周りの人が「怒られるぞ〜」って逃げてくっていう挿絵が入ってるのです。作曲家の間では武満徹はそういうイメージなのかなあせあせ(飛び散る汗)実際に存じ上げてたら”大好き”どころか、恐れて逃げていたかもしれないです。

images.jpeg
(武満徹)

彼は1996年に亡くなってるので私はまだフルート始めたばっかりの頃で、武満徹まで行きついておらず、新聞に彼が亡くなったという記事が出ていたのを覚えていますが、誰だか分かりませんでした。
武満徹は結構フルートのために曲を書いてくれています。いつか武満徹ばっかり集めたCD作りたいな〜と書き出してみたけど、現代曲なのでよっぽどの玄人じゃないと喜ばれないCDになりそうたらーっ(汗)武満が影響された、ドビュッシーやメシアンの曲入れたら良いかなぁ〜と思ったりもしますが・・・メシアン(この人も現代チック)は助けにならないかな(笑)

でもそんな現代作曲家の武満も、井上陽水さんの妻石川セリさんの為に曲書いたりもして、結構色んな顔の持ち主。その歌はいくつかは合唱曲になってます。その中の「小さな空」これがまた・・・外国に住んでるっていうのも手伝ってか、何だか本当に心に染み入るのです。



はまってしまっています。色んなバージョンがありますが、アカペラ合唱版が一番好きです。
浸りきって、一緒に空を見上げてみたいけれど、・・何しろ曇ったり晴れたり雨降ったり忙しいベルギーの空ですから・・・落ち着いて見上げる機会が少ない。

武満の曲は一瞬”あ、綺麗だ”って思うようなメロディーや和音があり、あまりに美ししくて繊細で触ったら壊れそうな位(音だから触れないけど)。でも壊しちゃう前に消えちゃうのです。まさに”一瞬の美しさ”。一目千両。”美しさは一瞬で過ぎ去るもの”みたいな世界観が彼にはあるから、それを表しているのでしょうか。器楽曲は彼の音楽に対する”思考”と”試行”と”志向”を施工させたみたいな曲も沢山あると思うんですが、歌はただただ美しい。

美しい時は一瞬。いつも美しいわけじゃない。時は流れて行く。何だか今のこの現実の世界も、いつの日か”思い出”になるんだなって思うと、何だか心豊かに生きたいなって思います。

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posted by お喋り笛吹き at 07:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽:雑談編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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