♪お喋り笛吹きによるフルートブログ♪
「フルートを始めよう!楽しもう!極めよう!」

2015年02月04日

人間観察 in 日本の電車

ちょっと所用で急遽帰国していました。澄み切った青空と眩しい太陽にすっかり春日和だ〜!(ベルギー目線だと、この青空と太陽は春の光り!)っと、地元の道ばたで伸びをしてたら、横を中学時代の同級生が出前バイクで通過。何年ぶりか分からないけど、お互い「誰?」とかならずに、直ぐに分かるのが面白い。こういう偶然があるのが地元ですね〜。

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青空!と言いたかったけど、かなり電線が・・・・

そして昨日はちょっと東京まで。

KQ線のKB駅で載って来た男性Bさん。乗って来るなり焼き鳥?をおもむろに袋から出し食べ出しました。臭いがプーンとして、微妙だなぁ〜、KQ揺れるから上手に食べられるのかしら〜と思っている間に食べ終わり…あ、終わったと思うと2袋目。それも平らげてお腹も一杯になった所で睡魔に襲われたらしいBさんは、ユラユラと左右に、そして前後にもユラユラ。Y駅過ぎるとライバルの東海Do線や京浜To北線が現れるのでハイパー快速になる我がKQ線。それに合わせてBさんの振り幅も半端なくなってきて、前後左右グルングルン激しく振り子爆睡。。。それなのにK駅で電気ショックでも受けたかのようにハタっ!と目を覚まし、何事もなかったように冷静に降りて行く。スゴい…よもやプロ。きっと御飯食べる時間も、寝る時間もなくお仕事してるのだろうなぁ。

さて、銀座で用事を済ませ、その後丸の内線で新宿まで〜。その時、午後5時5分前。うわ〜帰宅ラッシュに巻き込まれるなぁと思いきや、ガラガラ・・・・。そう、日本は5時に(なってもないし)退社する人なんて居ないのね。そして5時台なのに、ちゃんと電車が遅れずにやってくる。5時台のベルギーの電車なんて、10分、15分遅れなんてしょっちゅうだし。+15min、+20min、の赤表示、突然消えて「欠便」。ホーム変更etc....そんなことがなく、ラッシュ時に時間通りに電車がやって来るなんて、本当はスゴい事なのかもしれない。

毎回新鮮な驚きがある日本の電車。大好き。

そして夜は、新大久保の楽器店から新宿まで歩いたのですが、楽器屋さんに道を聞くと「少し怖いかもしれないですが・・・」と言われ。。。新大久保とか最近治安が…ってきくから、「怖い」というと、私の頭の中は既に「女一人どころか男一人でも歩けない地域」レベルのイメージがあったのですが、でも実際は細くて暗い道はそんなに長くなくて、直ぐに繁華街。皆携帯手に持って歩きスマフォ。新大久保もまだ安全そうだなぁ。

ヨーロッパの街では携帯電話引ったくりというのがあり…私は道で電話する時も、メールする時も、常に両手でガッチリ携帯もって盗まれぬよう警戒張り巡らすクセが付いてるんですが…。東京では怒涛の様に歩いてる人々皆さん携帯を手に、しかも片手に軽く持ってるだけでノー警戒。私でも引ったくれそうなのに、誰もひったくらない。改めて治安の良さを感じました。

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新宿駅前。


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2015年01月21日

トラベルソとヴィオローネ

今日はトラヴェルソを習っているアカデミーでクラス内コンサートでした。前回は篠笛の話してたのに、今回はトラヴェルソの話(^^;

演奏した曲は、先月オランダ教会のクリスマスコンサートで演奏した曲だったので、2回目の披露ということで少し落ち着いて出来ました。

トラベルソ含め、西洋の古楽器は西洋でも一回廃れたようです。廃れた楽器が復古したということで、何となく日本の「箏・三味線」などの邦楽器と立ち位置は似てる気もします。習える所がモダン楽器に比べて少ないとか、アマチュア合奏団は滅多に聞かないとか。でも音楽の内容は時系列的に繋がっていて、バロック末期は特にモダン楽器でも頻繁に演奏するので、曲そのものには皆さん親しんでいる。コンサートの数は多く、場所も観客も一緒って感じがします。邦楽古典音楽は、西洋音楽とはかなり違うから、その辺はちょっと立ち位置が違うようです。

今日はタイトルの「ヴィオリーノ」という楽器の発表も。ヴィオローノなんて可愛い名前ですが、楽器自体は大きくて、F女時代に履修していた楽器、”ヴィオラ・ダ・ガンバ”のコントラバスサイズなようです。うちの学校にはバス・ガンバまでしかなかったので、多分今まで見た事ないんじゃないかなぁ…コンサートとかで見た事あるのだろうか、気付いてなかっただけかな?コントラバスよりずっと軽やかな音がします。ヴィオラ・ダ・ガンバはヴァイオリン属(含むチェロ)の先祖…ではなくて、ヴィオール属という別の家系で、ヴァイオリンサイズからコントラバスサイズまで足の間にパカッと挟んで演奏するのです。

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この男の子、かなり身長が高く足が長いので足の間にちゃんと入ってますが、私ならまず股割の練習から始めないと・・・・。この子が弾いた曲はスペインのルネッサンスの曲。何だかガンバを懐かしく思い出しました(若干低かったけど)。

さてトラベルソに話題は移ります。「ハンブルグソナタ」という名の、C.P.E.バッハ(バッハ息子)が作曲したソナタがあるんですが、モダンフルートだとそんなに難しくないけど、トラヴェルソだと明らかに難しそうでした。しかしながらお気に入りの曲なので聞いてると吹きたくなる。バッハのパルティータを吹いてる子がいると、それも吹きたくなる。やっぱりバッハのフルート曲と、ハンブルグソナタが吹けるようになるまでトラベルソを頑張りたいと、段々欲が増えてしまう。結局このまま一生吹いてるかもね。止められない、止まらない・・・某えびせんのような笛の力…。

とりあえずは、今年のプロジェクトのテレマン(作曲家)のファンタジー12曲全制覇の続きですね。先生は1ヶ月2曲のペースで行けば残りの半年で終了出来る(今年=今年度)わね!って。そういう計算があったか〜!!←今年=2015年で、1ヶ月1曲のつもりだった。もう年だし、いつ練習出来なくなるか分からないし、焦ってやっておくか。2、3、7とクリアしてるので、後9曲なので…休憩挟んでも出来るかな(^^;


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2015年01月19日

シノブエ in ヨーロッパ

土曜日はパリ。パリで月1〜月2回くらいで笛を教えているのですが、教えに行っている場所は、まさに事件のあったシャルリ・エブド出版社の直ぐ近く。事件の当日、事件の時間に会場に向かっている最中だったら間違いなく銃声は聞こえたでしょう…。昨日行ってみると、道路は至って普通で(現場真ん前はそんなことないでしょうが)、カフェにも普段と同じ位人がいて、もし事件を知らなかったら、ちょっと警察が多いな…という風に感じる程度だったかもしれません。ただ「Je suis Charlie」っていう張り紙が結構貼ってあったかな。
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ニュースによく映っていた通り

それはさておき。

篠笛を習いたいという希少な方はそれなりにいるもので、探したらもっといるのかもしれないです。現代の西洋のフルートとはまた違う、シンプルな作りかつ、一応音階構成になってるから、彼らのフルートに相通ずるものもあるのかもしれない。

しかし、外人さんで篠笛習いたい人って、THE日本なものを習いたいんです。私自身は西洋笛吹きが興味を持って篠笛を習ったという人間で、日本の家名を引き継いで行くような伝統的笛吹きではないので、自分が演奏する時は、逆に「従来の篠笛の範囲広げるような現代邦楽」が殆ど。それらを吹くだけでも十分に手応えがあるのですが・・・・古典的箏曲なんかに合わせて吹くなんてなると、十数年前の記憶を辿り、聞きよう聞き真似で吹いてる状態(^^;聞きよう聞き真似でも、笛を吹くという技術自体は一般人より大分上なので、何となく聞けるようには吹けるけど、まぁね〜…。自分は芸術家じゃなくて、ちんどんやの大道芸人と思ってるけど、でも大道芸人なりに私もまだまだ習いたーい!と思い続けてる毎日。

いつも、そんな私を慰めてくれる存在は滝廉太郎。何故か。大学時代、近代日本音楽史で、明治時代の作曲家滝廉太郎は、今は低学年の子どもが発表会で弾く曲、シューマンの「楽しき農夫」を弾いて東京音楽学校(芸大の前身)を卒業し、ドイツ留学したら世の中はワーグナーで吃驚したヨっていうことを習いました。明治時代のピアノ以下の浸透ぶりの和楽器inヨーロッパですから「楽しき農夫」レベルだって難しい。でも滝廉太郎みたいに西洋音楽を開拓していた先代がいたから、今の日本の西洋音楽楽器達、至っては、私が青春を過ごした吹奏楽部があるわけです。滝さん有難う、あなたの苦労は無駄じゃなかった(涙)。

ちなみに滝廉太郎の「荒城の月」は、ベルギーで讃美歌になってるらしいです…。あの侘び寂び曲調は、グレゴリオ聖歌に通じる物があったのでしょうかね〜。そして全然関係ないですが、西洋作曲家はワーグナーとか、バッハとか、モーツアルトと苗字だけ言うけど、日本人作曲家は「滝」「山田」「團」とか言いませんね。「山田」とか、どこの山田さんの事か分からないな。

まぁ何にせよ、西洋で和楽器とか、既存の概念から逸脱しないと出来ない事も多いですが、でもそういう開拓も楽しいと思えるお気楽な性格で良かった。それに日本では和楽器職人も減り、和楽器売り上げも減り…今や海外からの注文がないと難しいと言っていたお店の人の言葉もあるので、海外で広めよう!

教えに行く道中、タリスの中で私の横笛の先生の西川浩平さんの本、「一歩入ればそこは江戸、歌舞伎音楽を知る」を読んでいました。私が時々演奏する、デーヴィッド・ローブさんのインタビューも載ってます。伝統音楽の笛吹きさん達は、お三味線も習う(習わないと一緒には吹けない)のだそうです。そうそう、先生は三味線や太鼓と一緒にお稽古してくれたりしました。私も、「どうせかじるなら、もうちょっと深くカジリタイ」と浅ましく思ってるのですが…いやさすがにここに三味線まで入れるのは不可能だろ…と思いつつ、やはり「もう少し深くカジリタイ」という浅ましい考えが頭から抜けないのであります。

↓タリスの中でニヤニヤしながら読んでました。面白いのでご興味のある方は是非。
【ひびきの本】一歩入ればそこは江戸 歌舞伎音楽を知る【10P10Jan15】 - 楽器天国
【ひびきの本】一歩入ればそこは江戸 歌舞伎音楽を知る【10P10Jan15】 - 楽器天国
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posted by お喋り笛吹き at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽:篠笛・日本音楽編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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